
食べるのに夢中でディッシュの写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました(^^;
前から行ってみたかったお店のひとつ。やっと訪れる機会に恵まれた。地下鉄覚王山の駅から徒歩5分。広小路覚王山西の信号を南に折れ、すぐの変則4差路を右前方へ進むと、10mほどの右手に大きなイタリア国旗をあしらった入り口が見える。
予約の時刻を30分も遅刻して到着したのに、いやな顔ひとつせず迎えてくれる。ディナーコースは"Cena(\4,800)"と"Delfina(\7,500)"の2つ。いずれも口取り、前菜、パスタ、メイン、デザートのコースで、パスタとメインは好みのものを選ぶことができる。
妻と二人でCenaのコースをいただいた。ワインはキャンティクラシコのハーフボトル。
最初に出てきたのが自家製のパン4種と口取りのカリフラワーのパンナコッタ。もうこれで「参りました!」
ほんのりカリフラワーの風味があるが、全く青臭くはない。クリーミーで奥深い味わい。やっぱり外でわざわざお金を払って食べるのだから、家では作れないものを食べてみたい。そんなわがままをかなえてくれた一品でした。
次は前菜の盛り合わせ。写真を撮らなかったのが本当に残念。生の北海だこを使ったカルパッチョ、サフランライスに生カジキの刺身を載せたもの、自家製腸詰、生ハムとチーズ、三河地鶏の冷製、そして生ウニを載せたプリンというか茶碗蒸しみたいなの。写真を撮らなくても全部憶えているものですね。どれもワインにぴったり。
パスタはスパゲティがイタヤ貝とサヤ付きの青豆のクリームソース、そしてネジ型のショートパスタとカリカリの厚切りベーコンははゴルゴンゾーラのソースが旨い。二人で一品づつなのだが、両方楽しめるよう、半量づつに分けてサーブしてくれた。
ここまで来たところで、すでにほぼ満腹状態。小食の妻はメインも食べたいからとパスタを残してしまった。これを見てメインは量を加減してくれるという。こういう細かい気遣いが嬉しい。
妻のメインはウズラのロースト、私のメインは子牛の薄切り肉を焼きながら煮込んだもの。ソースはほうれん草ともう1種類あり、2つの味が楽しめる。
残念なのは、先週お腹をこわして食が細っていたため、メインが出た時点では完全に満腹のため、やっと完食、という感じだったこと。
それでもデザートは食べてみたいので、この店の看板デザートという「ババ」をお願いした。ブランデーをしみこませたスポンジの上にフルーツと濃厚なアイスクリームを載せたもので、「ハーフとフルを選べる」とのこと。当然ハーフを選んだが、それでもたっぷりの量で、これもかろうじて完食。
最後のエスプレッソが待ち遠しかった。
Delfinaのコースはパスタと前菜が2皿になるが、量はそれぞれ半分になるのでコース全体としての量は変わらないらしい。もちろんこれ以上出てきても食べ切れません。人数がいれば、お腹のキャパシティを考えてアラカルトで頼むのが正解かも。
名古屋市千種区菊坂町2-22 エスポア覚王山1F
052-752-5331

イタリア国旗が印象的なエントランス
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