【大阪/福島】「ふな定 福島庵」の鰻

大阪のうなぎは腹開きで、蒸さずに焼き上げる。頭では分かっていたが、長年大阪に勤務していて鰻の味を覚えたのは旧・中之島竹葉亭とリーガグランドホテルの東京竹葉亭。どちらも江戸前の鰻の代表格。

意外なことに、「ひつまぶし」が有名な名古屋は大阪風の焼き方だということ名古屋に転勤して、初めて知った(もちろん、名古屋の店でも竹葉亭など東京系の出店は江戸前の蒸した鰻だが)。

そう考えてみると、大阪でほんとの大阪風の鰻屋って意外と少ない。JR福島駅南の「ふな定」は、5年ほど前に、この辺ならきっと美味しい鰻屋があるに違いない、と歩き回って探し当てた店。名古屋転勤から久しぶりに大阪勤務に戻ったので、早速味を確かめにいってきた。

盆を過ぎたと言っても暑い盛り。12、3分の距離でも昼休みに歩くとけっこう汗をかく。久しぶりなのでちょっと道を間違えて遠回りしたが、店頭で焼いている鰻の匂いを頼りに到着。とにかく暑いので、一番クーラーの風に近いカウンター席に座って「うな重(肝吸い付き、1750円)」を注文。

注文を聞いてから焼き上げるのでちょっと時間がかかるが、そのあいだにちょっと汗が引いた。蓋を取り、さっそく肉厚の切り身を頬張る。うんうん、やっぱり違う。江戸前のとろけるような鰻も確かに美味しいが、表面がかりっとして、中は「ぷりぷり、じゅわっ」というこの食感は大阪風ならではのもの。暑い中歩いて来たけどその甲斐があった。

お昼はお得な「うな丼(950円)」、「焼き魚定食(同)」のほか、日替わり定食(750円)もあって、近所で働く人たちの気軽な昼食場所にもなっている。

夜は海鮮の一品料理もやっているので、寄り道して一杯・・・というときにも使えそう。

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うな重の鰻は3切れでちょうどご飯が隠れる大きさ。お昼は鰻2切れの乗ったうな丼(950円)があり。同じように注文してから焼いてくれるので、かなりお得かも。





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昔ながら、という感じの親父さんが店頭で焼いている。そのにおいはほんとたまりません^^






福島区福島5丁目12番地16号
06-6453-2731(昼;11:30~14:00 夜;7:00~21:30)

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