まだまだ寒い日が続くこの季節だが、海の中は着実に春が近づいている。
春告魚と呼ばれるメバルの餌は、12月から2月中頃までシラサエビ、そしてそろそろ今頃からはシロウオに変わる。
シロウオはイサザとも呼ばれるハゼ科の魚で、4~5cmほどの半透明の体。生命力が強く、針に刺してもながいこと生きているのでメバル釣りの餌に重宝する。最近では”おどり食い”用に黒門市場などでも活けのシロウオを売るようになったが、正直、食べてもほとんど味はありません (^^;
そして、3月に入ってイカナゴ漁が解禁になると、活けのイカナゴを餌に使うようになる。
こういった餌の変化にあわせてメバルも食いが良くなってくる・・・ と言いたいところだが、たまにしか釣りに行けない我々釣り人にしてみれば、その日の調子が一番の問題。
毎年メバル釣りでお世話になるのは釣船鍵庄さんの小舟。メンバーはBUNさん、秀さん、トッキーさんのk-cabinメンバーに、夏のイサギ釣りでもご一緒したKAZさんとOさん。
このところ、一人20とか30と景気のいい話が出ているので期待しながら集合したが、開口一番、船長からは「日によってだいぶ違うでぇ・・・」 と、厳しい牽制(笑)
最初の一匹はKAZさん。このままぶっちぎって本日の竿頭
最初しばらくアタリがなかったが、KAZさんが最初の一尾をあげてからぽつぽつと良型が釣れ始めた。皆がシロウオを付ける中、Sampeiはかねてから試してみたかった細切りのイカタンでトライ。
2尾目はSampei。イカタンに来た、なかなかの良型。
続いてOさんにも良型が
BUNさんもキープサイズ7尾と健闘。さすが明石の主 ^^
小型の猛攻に悩んだ秀さん(右)。トッキーさんも4尾と苦戦
ずっとぽつぽつとは釣れるものの、ラッシュタイムらしきものはなく、一人平均5~6尾と厳しい釣果。その中でKAZさんは唯一ツ抜けの11尾と実力発揮。
Sampeiは最初の一尾、ダブル二回、最後に一尾と合計6尾。リリースサイズを含めると倍くらいは釣ったので、期待通りとまではいかなかったものの、まぁ退屈せずに過ごせた。
春の定番、メバルの煮付けと刺身は期待どおりの美味しさでした ^^
メバルと若竹の煮付け。ちょっと本格的に木の芽を添えてみました。
出汁は「創味のだし」に昆布と酒を加えただけの手抜きながらなかなかの美味しさ。
メバルとガシラの松毬造り二色盛り
針を飲んでしまっていたのでキープした小メバルと刺身の残りの中骨は二度揚げして残さずいただきました
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