今回で3度目になるトカラ遠征。奄美大島から船でさらに5時間もかかる釣りの聖地ですが、今年は7月に数十年に一度という規模の皆既日食が見られるということで有名になりましたね。
お世話になったのは釣りぶネットでもおなじみのアルカトラズ。メンバーは鉄砲玉師、しゃぶちゅう氏、しんのすけさん、ホゲの神様、Sampeiの5人。しんのすけ氏は当初この釣りを企画してくれた巨クエ釣り師さんが家庭の都合でキャンセルになったので、急遽参加してくれました。
関西から奄美への直行便は時間が中途半端。往路は11:45伊丹発、奄美着は13:25なので、空港に到着したら大急ぎで昼飯と飲み物だけ買って船へ。
タックルを積み込んで出航! 操船はもちろん山元船長。
高校生の子供さんがいるとは思えない若い奥様(実は暴走族?)は留守番です。
トカラ列島の宝島へ向かう途中、このところキハダが好調というパヤオでひと遊び。
最初の一尾は貝田ルアーのトランペットをキャストしたSampeiに3kgクラスがヒット!
楽しいぞ~ ^^
ジギングに持ち替えてまたヒット。この引きがたまりません~!
鉄砲玉師も3kg超をゲット
しゃぶさんにもアベレージサイズがヒット!
ホゲの神様はしっかり晩飯用本鰹を確保してくれました。
楽しい時間は束の間。できたら日のあるうちに宝島周辺にたどりつきたいと、パヤオをあとにするも、波と風に阻まれ、到着したときには日もとっぷり暮れていました。
船長が風裏を選んでアンカリング。夕食の準備をしてくれます。
初日は鉄板焼き。もちろんホゲの神様が釣ってくれた鰹もヅケにしてくれました。
カツオのヅケ。これを両面鉄板で炙ったのがまたマイウ~ でした!
食事のバックで置き竿していたインチクにシロダイがヒット
しゃぶさんはなんとウツボをゲット(笑)
(多分アミウツボ:新さかな大図鑑p.392)
後ろのカゲはホゲの神様?それとも背後霊??
カスミアジもヒットしました
同船者のイビキの合唱に耐え、二日目を迎えます。船中泊もこのイビキがなければかなり体力的にラクかも (^^;
宝島に向かう海賊船?
朝いち、ノマセ釣りのエサ用にムロアジを12、3匹釣ってから宝島近くの瀬でGTを狙うが、鉄砲玉師が一瞬それらしい海面の盛り上がりを見た以外は音沙汰なく、1時間ほどで切り上げ、ジギング・ノマセのポイントへ移動。
まずは150~180mの深場ポイントを攻める。Sampeiはとりあえずジギングでがんばってみます。でも、体力がぁぁぁ・・・ やっぱり鍛えてないとダメですね (;;)
二日目の初ヒットはアオチビキ。ホゲの神様、さすがです。
いかつい顔してますね~
船長もそれを察してくれて、100m弱のポイントへ移動してくれました (^^;
ここでは鉄砲玉師としんのすけさんがノマセに挑戦。 すると ・・・
ムロアジを泳がせ始めたばかりのしんのすけさんのロッドが突然曲がっているじゃぁないですか!
さすが落ち着いた様子のしんのすけさん。ロッドは満月状態です。
なんと40kg超のイソマグロをゲット!! おめでとうございます~ ^^
これを見て、Sampeiも負けじと泳がせに転向(節操ない~)
すぐに来てくれたけど、上の写真と比べると「ちっちゃ~」って感じですね。
この子は写真だけ撮って元気なうちにリリースしました。
もちろんコイツもリリース (^^;
(たぶんアオスジモンガラ:新さかな大図鑑p.421)
続いてロッドを曲げたのは鉄砲玉師。はたから見ていても根掛かりかと思うほどのパワーだが、明らかに生体反応がある!
5分以上の力比べの末、やっと魚が浮いた!!
続いて鉄砲玉師がロッドを満月に曲げる。この苦悶の表情。
と、思ったとたん、ロッドがまっすぐに ・・・・・・・・
なんですとぉぉぉ ???
残念! ノットのすっぽ抜け。痛恨の鉄砲玉師でした。
黙々ジギングを続けていたホゲさんはちゃんとカンパチを釣ってます。
リベンジに燃える鉄砲玉師に触発され、Sampeiも再度ノマセに挑戦。
30cm以上あるムロアジが大物に喰われまいと逃げるときに感じるのが「前アタリ」。
ん? ん? と思っていると、
ぐんっ
きたぁぁぁぁぁぁ!
ぐっとくる重量感。さすがにドラグがずるずると引き出されます。
こ、腰がぁぁ・・・
その引きに何とか耐え、約10分のファイトタイムで上がってきたのは30kgオーバーのイソマグロ。しんのすけさんの40kgには届かなかったものの、キハダで獲った自己記録35kgに迫る大物でした。
30kg超のイソマグロ。クロマグロだったらよかったのに~なんて贅沢は言いません(^^;
長さではコイツも負けてません。
アオヤガラでした。アカヤガラだったら良かったのに~ (^^;
去年(11月、宮古島)に続き、今年もサビキでナンヨウカイワリゲット。
シマアジに劣らない食味です。これはおすすめ ^^
今回はサビキでカンパチ(40cmほどのシオサイズですが)
しゃぶさんも不思議な魚をゲット
シガテラ毒で有名なバラフエダイに似ているけど、色が違いますね~
2晩目の夕食はアルカトラズ風乾杯でスタート。
パッションフルーツを半分に切って、焼酎をひたひたに注ぎます。
思った以上に美味い! 家に買って帰ってスパークリングワインを入れてみました。
これも最高!
最終日、やっぱりエサのムロアジを釣った後はGTポイントを狙ったものの、釣れたのはキハダとカツオのみ。
その後、ジギング・ノマセ釣りのポイントでこれまで2回大物にぶっちを喰らった鉄砲玉師が執念でキハダ29kgを仕留めました。
結局GTの顔は見れなかったけど、イソンボに遊んでもらい、カンパチ、カイワリ、アカジン、カツオと美味しい魚を沢山釣って楽しい2泊3日トカラの旅となりました。
キハダ29kg 鉄砲玉師の執念が実りました
いくつになっても元気なお二人 ・・・ (^^;
2泊3日の釣果。このほかにも赤いのんや青いのんが釣れてます
手前の大きいのがイソンボ40kg、30kg 奥はキハダ29kg
アルカトラズの貸別荘”Nagi” でゆっくりタックルの手入れ
夕食の居酒屋さんでカツオとキハダを造ってもらいました
奄美名物「油ソーメン」 そうめんの和風パスタって感じです
骨付きバラ肉の角煮。沖縄で言うソーキですね
アルカトラズの記録魚 カンパチ70kg。別荘に魚拓がありましたが、すごい迫力です。
お店に貼っていたポスター。Sparkling★Point 奄美出身だそうです。
奄美10景のひとつ、土盛海岸にて
楽しかったトカラ釣行もいよいよお別れ
最終日のお昼はやっぱり鶏飯で〆ですね!
ここが鶏飯発祥の店だそうです。
帰宅後は別荘で送ったクーラーボックスいっぱいの魚を捌いてしまうためがんばりました。
黄肌×2、本鰹×3、葉鰹×1、南洋貝割×1、赤仁×2、勘八×2 ・・・疲れたぁ~
ハガツオ、カンパチの白子ステーキ
カツオ、カンパチ、カイワリの中落ちユッケ 最高!
アカジンの刺身。甘くて美味しいです。
半分はネギポン酢でいただきました。こちらも最高!
山元船長の奥様お勧めの、生もずく。ぷりぷりの食感は初めての経験です。
昨日はカンパチとカイワリの頭に塩をまぶしてオーブン焼き(260度、50分) にしてみました。 3kgサイズでもカマにかなりの身が詰まっていて、食べ応え十分!
サクで冷凍した刺身はこれからのお楽しみ!
やっぱり釣りは美味しい釣行が一番ですね!! ^^/
この記事へのコメント
便利屋
最近は、絶不調で大きいの狙わずセコセコおかず捕ってます。
とにかくおめでとうございます[E:sign03]
Sampei
トカラでは最大魚記録の更新はなりませんでしたが、ワガママ自由にいろんな釣りを楽しませてもらいました。
トカラも楽しいけど、福井沖も楽しかったですよ~
先日はありがとうございました
また是非おじゃましますね。
関西へ来られる機会があったら是非連絡ください ^^/