8月に出張で富山へ行って来ました。
大阪からサンダーバードで3時間17分。早くなったとはいえなかなか遠いです。
お昼は当然「ますのすし」
10:42発のサンダーバード15号。大阪駅を出てすぐに回ってきた車内販売で「ますのすし」を買いました。「空弁」で有名になった「焼き鯖寿司」はすでに売り切れ。
ますのすしも、次に車内販売が回ってきた時には売り切れになっていました。富山方面に行かれる方、後でも買えるというのは甘いです。乗車したらまずはお弁当を確保しましょう(笑)
富山での仕事を終えて、出張先の友人に連れて行ってもらったのがこのお店。
酒菜工房 だい
富山県富山市内幸町2-14 内幸ビル2F
TEL. 076-441-2223
17:00~24:00(L.O. 23:30 日曜定休)
カワハギの肝和え
味は最高です。もうちょっと沢山盛ってほしかったですね。
「きときと」の刺身。左:富山名物シロエビ、中:ケンサキイカ、右:ガンドブリ
「がんど」とは北陸地方の呼び名でブリの若魚。50cm前後の関西ならメジロと呼ぶくらいのサイズをがんどと呼ぶ。これより小さいのは「フクラギ」と呼ばれます。
キジハタ(アコウ)
イワガキ ・・・ これで650円
ほんとにクリーミィ ・・・ 激ウマです。
げんげ(幻魚)の天麩羅
げんげは日本海沖に棲む深海魚。見かけはヌメヌメした感じでちょっと取っつきにくいが、天麩羅は「サクッ」 「ふわふわ」 という感じで最高。中骨も細いので骨せんべいも堅すぎず食べやすい。干物も売っているが、鮮魚が手に入れば天麩羅がお勧めです。
たっぷり新鮮な魚貝をいただいた後、腹ごなしに富山の町をそぞろ歩き。市役所の上が展望台になっているということで案内してもらいました。
市役所上の展望台から電気ビル方向を望む
電気ビルは昭和11年に、日本海側で3番目のホテルとして誕生したとのこと。東京丸ビル、帝国ホテルの指導のもと、本格的なホテルとして操業していたが、昭和49年にホテル部門を閉じ、現在はレストランと結婚式などのバンケット会場として親しまれているそうです。
しばらく歩いてお腹を休めたところで、本日の仕上げは「元祖富山ブラック」として名高いラーメン店「西町 大喜(にしちょう たいき)」 昭和22年開業の富山で最も古いラーメン専門店。
半世紀以上昔、ドカ弁やおにぎりを持った労働者のために、オヤッさんは濃い味付けでチャーシューのたっぷり入った「よく噛んで」食べるおかずの中華そばを考え出した。昭和22年、終戦後のことである。噂に噂を呼び、富山祭りには千人もの行列をつくったこともあった。(中略)
一、麺 硬めストレート太麺
二、スープ(元祖富山ブラック) 濃い口しょうゆ味スープ
三、具 塩っ辛いメンマ、チャーシューは手切り
秘伝のしょう油ダレ、荒切ネギ・荒引き黒コショウ
まず先に、麺・チャーシュー・メンマをスープの中で混ぜるべし。全ての具をスープになじませることで、大喜の味が出来上がるのだ。これ常識なり。そして同時に口の中へ運び入れ、食べ終わる頃、より一層おいしさが増す。こうして、急がずじっくりと大喜の歴史を存分に味わって頂きたい。
http://r.tabelog.com/toyama/A1601/A160101/16000522/(食べログ)
大喜 富山駅前店
富山県富山市新富町1-3-8
076-444-6887 (11:30-22:00)
>・・・ 氷見の部へ続きます to be continued.
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