今年は9月に5連休になるシルバーウィーク。後半に釣りに行きたいと思っていたが、翌日から天気が悪くなりそうなのでちょうど真ん中の9月21日、急遽釣行を計画。
先日の準備のままでいいということもあり、8月末に季節はずれの大荒れの中、マイカをゲットした小浜の直幸丸さんに行くことにした。
先日は2時間ちょっとで行けたのに、連休の渋滞に巻き込まれ、中国縦貫西宮北インターに行くのにいつもなら30分のところ1時間かかり、さらに福知山から綾部の間が6kmの渋滞。出船30分前の12時30分集合には間に合いそうにない。
船長に電話して遅れることを伝えると、他にももう一組渋滞で遅れているメンバーがいるということでほっと一安心。なんとか出船10分前には到着することができた。
港の桟橋も連休の波止釣りを楽しむ人でにぎわっている
素晴らしい晴天。船の水しぶきで虹が
アジポイントは水深120m ・・・ と、聞いてイカ用の電動リールをアジ竿に付け替え (^^;
底まで落とすとコアジばかり釣れてくる。80mから底まで反応ありとのアナウンスで80~90mを探ってみると25cmクラスの良型が4連で釣れる。
いい感じで釣れ続け、10匹を超えたので、最初に釣れたコアジをエサに底モノを狙ってみるが、これは不発。隣の人もコアジを泳がせていたが、一度大きなアタリがあって底に潜られてしまったようだ。
6時過ぎからイカ釣りポイントに移動。前回よりは少し日が短くなった気がする。
良型アジはほぼ入れ食い状態が続いた。
いよいよイカ狙いスタート!
イカ釣りのポイントは水深100m。底から15mまでと、40m~20mのタナを釣ってみるようにアナウンスがあり、まずは底ベタを探ってみると 、かすかなアタリで本命が上がる。
さい先の良いスタートに気をよくして、底を探り続けるが、その後はいっこにうにアタリがない。
しばらくして40mから上のラインを狙ってみると、はっきりしたアタリ。あがってきたのはスルメイカ。これは早速沖漬けのタレに放り込む。
綺麗なマイカ。見ていると時々色を変える。
潮が飛んでいるので一度ポイント移動したが、結局このままアタリはなく、納竿に。
仕掛けをミチイトからはずして仕掛け巻きに巻いているとなんだか重い ・・・ ???
ゆっくり巻き上げると、なんとタコ?
しかし、普通のマダコとはちょっと違う。なんだか茶色いビロビロがいっぱいついてきて気持ち悪い~
船長に聞くと、コロモダコというらしい。別名ヘビダコ、オバケダコとも言うらしい。
帰って検索してみると、標準和名は「ムラサキダコ」 (WEB魚図鑑の記事へ) 茶色のびらびらは外套膜で、これを伸ばしてウミヘビに似た形に擬態したりするらしい。
船長からは旨くないと聞いたが、せっかくなので持ち帰ってみた。
久々の珍魚、ムラサキダコ。
WEB検索の結果では普通にゆでたのでは水っぽくて美味しくないということだったので、イカの沖漬けに使ったタレで煮てみた。足は柔らかく、やっぱり水っぽいが、胴の部分はけっこう歯ごたえがあっていける感じだったので、細かく刻んでタコ飯にすることにした。
マダコの足の部分のあの歯ごたえはないが、味はなかなかいけました。
コアジは南蛮漬けにトライしてみました。
この記事へのコメント
BUN
へんなタコ釣ったんやねぇ。(笑)
でも、船頭さんが「旨くない」と言うのに持って帰って
食っちゃうとはエライ! その勇気に脱帽。(笑)
Sampei
ほんと変なタコで、茶色いびろびろがどんどん伸びて大変でした。
でも、やっぱり苦労しただけに食味は確認したかったんですよ。
意外に旨く料理できたと思いますよっw
便利屋
伸びたり、拡がったり出来るのですね[E:game]
Sampei
まさに変形自在ですね~ 海には不思議な生物がいるものだと思いました。
タコはそのなかでも筆頭ですね。
しかし、釣ったときにはびろびろがくっついて大変でした (^^;