辛来飯?
出張で有楽町から銀座方面に向かったところで見つけた看板。
お店はとってもとってもレトロというか、昭和な感じ。
その時はお昼を食べた後だったので、気になりながらも通り過ぎた。
今回また出張で有楽町。今度こそは挑戦だ。
お店の前でよく見てみると、辛来飯とは「カライライス」と読むらしい。つまりカレーのことのようだ。
確かに手作りカレーと書いてある。
それはわかったけど、蒲田(その先)玉子付?
大森(大盛)玉子付 ・・・・ なる!
大井(多い) ・・・ なるほど!
品川(その手前) ・・・ そういうことか!
やっと理解してお店に入る。
本当に昭和の半ばにタイムスリップしたような店内。
カウンターに座ると、おじさんが一言 「蒲田がおすすめです」
看板からすると、蒲田は大盛りのその先ということになる。
「多くないですか?」
「いや、そんなことないよ」
ま、ものは試し、と蒲田を注文。
ものの2分ほどで目の前に「蒲田」が登場。
え?
これが蒲田? 大盛りのその先?
ふつーの大きさの目玉焼きと見比べていただければ分かるとおり、ごくごく普通のカレー一人前のサイズ。
もともとあまり大食漢ではないので一安心。
早速、まずルーだけをスプーンで口に。
甘くてコクのあるカレー。
初めてなのに何故か懐かしいのはSampeiが昭和30年代生まれということに関係しているのか?
食べてるうちにだんだんと辛くなってくる。
辛いものを食べるとすぐ頭に汗をかく体質なので、ハンカチで汗をぬぐっていると、おばさんがおじさんに水の追加を言ってくれる。
「だんだん辛くなってくるでしょ」
「そーですね!」
そうは言っても、いわゆる激辛カレーの店なんかと比べれば全然大丈夫。まぁ、家庭で作る辛口カレーといったレベルです。
まったく肉の姿は見えないけれど十分にコクはあっておいしいカレーでした。
汗を拭きふき、でも、当然すぐに完食。
帰ってからネットで調べてみたらかなりの有名店みたいです。
ある意味東京の観光名所の一つと言っても過言ではないかも。
東京都中央区銀座2-3-1
03-3561-2929(日曜、祝日は休み)
この記事へのコメント