京都・大原から小浜へ抜ける鯖街道。かつて若狭湾で捕れた鯖に塩をして京都に運ぶと、到着する頃にはちょうど良い塩加減になっていると言われた峠道。朽木は鯖寿司も有名だが、そばの栽培をしているので良いそば粉がとれることから街道沿いに蕎麦屋が点在している。
急カーブも多いが、葛川(かつらがわ)沿いは景色も開け走りやすい道が続く。京都から小浜に向かうと道の駅「朽木新本陣」を過ぎてすぐの所に蕎麦工房「楽」の建物が見える。
仕事でもよくこの道を通るが、いつ通ってもこの店は空いていない。いったい何故?と不思議に思っていたのだが、土日の一泊で家族旅行した帰り、ついに営業しているのを発見。
よく見たら「土日、祝のみ営業」と書いてある。気さくな奥さんが説明してくれました。
なんと、本店は京都市内にあり、休日だけこちらで営業しているとのこと。
店に入るとすぐ、そば打ち道具が並んでいます
白髪ネギ蕎麦。十割にしてみました
蕎麦は二八と十割があり、基本的に十割は300円アップのようです。
今回は白髪ネギ蕎麦(冷)の十割をお願いしてみました。更科ほど真っ白ではないが、田舎蕎麦ほど黒くない、香り高い蕎麦です。冷たいつゆに入れて出てくるのが珍しい。またこのつゆ、ダシが効いてとても美味しい。
息子が頼んだザルそばの漬け汁も味見。甘さ控えめで、ちょうど好みのバランスでした。
京都から小浜に向かって左手
蕎麦カフェダイニング 楽 本店・朽木店(蕎麦工房)
http://www.raku-kyoto.jp/index.html
この記事へのコメント
ミスターBMW
鯖街道で有名な道の駅には”焼鯖”の店が多々ありますが、本当に脂がのっていて美味しいですね。
Sampeiさん、蕎麦の穴場をご存じですね。
今度是非、十割蕎麦を食べたいと思います。
写真を見ているだけでも、旨そう。
Sampei
家族そろって蕎麦好きなもので旨い蕎麦屋さがしはいいレクリエーションです。このお店は今まで入る機会がなかったのですが、正解のお店でした。鯖街道を通る機会があったら是非寄ってみてください。