2016年初釣りは三重・石鏡の山洋丸さんでイワシノマセに挑戦。
去年も初釣りは日和佐の活けアジノマセ(サビキで掛けてそのまま落とす「タテ釣り」)だったので、新年初釣りはノマセというのが定着しそうだ。
山洋丸さんは始めての船。釣友の秀さんがよくお世話になっているということで乗合に同乗。
石鏡までは三時間くらいかかるので、前夜夕食後すぐ出発して港前の専用駐車場で車中泊。
専用桟橋に荷物置き場があるので、そこにクーラーかタックルボックスを置いて順番取りをするシステム。まだ誰も到着していなかったので、一番の枠にクーラーを置いて仮眠の準備をしていたら、夜明かし組みの車が次々を到着。
風がビュンビュン吹いていてめちゃ寒い。こりゃー明日はどんな釣りになるの?と不安に思いつつ、ナイトキャップのカップ焼酎のお湯割りを飲んで寝袋に潜り込む。
一夜明けると風はおさまっていてほっと胸をなでおろす。
同船の秀さん、トッキーさん、池ちゃんは午前一時すぎに到着したらしい。4人でトモに陣取って朝日の中出船!
大物の期待を胸に出船!
あらかじめ海上生簀で活かしてあるイワシを積み込み、港を出て10分もしないうちにもうポイント。これは実釣時間がたっぷり取れる。
イワシの鼻に鈎を掛け、孫鈎のトリプルフックを背中に掛けて投入 ・・・ と、思ったら後ろの池ちゃんにもうヒット!
池ちゃんやりました!初釣り初安打!85cmの立派な鰤です。
続いてトッキーさんも標準サイズのメジロ
アタリを待っていると、イワシが暴れる気配。これを前アタリという。Sampeiにもアタリが来たが、40cm程のワニゴチ。美味しい魚なのでもちろんキープ。
池ちゃん、秀さんにはマトウダイもヒット。
しかし、ここからしばらく潮待ちの時間。「これから退屈な時間や」と船長。
朝一番の下げ潮がよく喰う時間帯なので、ここで本命を釣れなかったSampeiには厳しい時間。
船長によると、青物を釣るときはどんどん巻き上げて水深の半分位巻き上げたらまた底に落とすのがいいということ。すると、ちょうどジギングのような感じなのかな。どのくらいの巻き上げ速度がいいのか、いろいろ試行錯誤してみる。
やっと潮が動き出し、ぼつぼつとアタリが出だす。
しかし、餌だけ取られて掛けられないのが何度か続き、ついにそこそこサイズと思われるアタリ。期待を胸に巻き上げる ・・・
あら、赤い???
なんと50cmのマダイでした。
鰤は釣りたかったけど、 暮れに日和佐の鰤をもらったのがまだ冷凍室にいっぱいあるので鯛は嬉しい外道でした。
いよいよ終盤にさしかかったところで、トッキーさんに大きなアタリ。小型電動リールで巻き上げられず、四苦八苦しているのを秀さんが見かねてミチイトをたぐりあげて補助。
上がってきたのは9kgの立派な鰤!
本日の殊勲賞!トッキーさんおめでとうございます。
めでたく全員安打で帰還。さぁ、あとは宴会だぁ!
前菜?は松坂肉のすき焼き!
なおチュウさんのこだわりの造りはいつもプロ級です。
釣り仲間そろい踏みで盛り上がりました。
ここからは帰ってからのSampei料理編
マトウダイ、マダイ、コチ、メジロの4種盛り。
マトウダイのキモを裏ごしして醤油を垂らした「肝醤油」に漬けた刺身は大好評。
イワシの刺身
餌のイワシは弱ったら取り替えるので、捨てずに持ち帰り。
型のいいのだけ刺身にしました。
少し塩を振ってキッチンペーパーにくるんで水気を飛ばしてからいただくと身が締まって旨さも倍増。
マトウダイの昆布〆めと肝醤油
翌日出したら、あっという間に完食。
切れ端のなめろう
刺身を造るときに出る切れ端は味噌で和えればなめろうに。アジのなめろうとはまた違う味わいで酒が進みます。
なおチュウ邸にお世話になり、釣った魚を料理してもらっての宴会は至福の時間ですね~
今年も皆さん、よろしくお願いします!
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